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心療内科・神経科・精神科

駒沢メンタルクリニック当院は、交通至便な東急田園都市線、駒沢大学前駅にあります。駅から徒歩2分、大通り(R246)から一本路地を入った閑静な場所で、安心して御相談でき、リラックスして治療していただけるよう、明るく落ち着いた雰囲気を大切にしています。 現代病と言えるサラリーマンの心身症、うつ病、不眠症の治療をはじめ、さまざまな人の心とからだの健康を目指して専門的な援助をいたします。お気軽にご相談下さい。

うつ病

うつ病とは?
人は誰でも悲しいことや失敗を体験すると、落ち込んだり憂うつになりますが、多くは時間がたてばもとに戻ります。ところが、落ち込んだ気分が長く続き、生活に支障がでる場合を「うつ病」といいます。


うつ病になりやすいタイプは?
  • 仕事熱心、生真面目、几帳面、物事に徹底的にこだわる人
  • 世間の秩序を守り、常識を大切にし、いつも他人に気を使う人など
※いずれも、周囲から頼りにされる好ましい性格ですが、ストレスに対してゆとりがなく、環境の変化に適応することが苦手で、必要以上に責任を感じてしまいます。ただし、このようなタイプの人すべてがうつ病になるとういわけではありません。


うつ病の原因は?
心理的な負担
仕事量の増加や育児、家庭内のトラブルによる過労。職場の配置換えや引っ越しなどの環境変化。子供の独り立ちや、肉親の死去などの喪失体験。
身体的な負担
妊娠、出産、更年期(閉経)、月経、リウマチ、老年痴呆、脳梗塞後遺症など。
薬の副作用
高血圧治療薬、経口避妊薬、副腎皮質ホルモン、インターフェロモンなど。
※女性の場合は、夫や子供など家庭内の問題や、妊娠、出産、更年期など女性特有の出来事が原因となることがよくあります。


うつ病の症状
気分の症状
気分が落ち込む。自信がなくなる。
思考の症状
集中力、判断力の低下。悲観的で自責的な考え方になる。
意欲の症状
気分がなくなる。おっくうになる。楽しいと感じられずに興味がわかなくなる。
身体の症状
不眠、食欲低下、だるい、肩こり、頭が重い、胃の不快感、便秘、性欲低下


女性のうつ病の特徴
出産後のうつ病
出 産後は赤ちゃんの授乳に追われ、心身ともに負担の大きい時期です。この時期に、「気分がふさぐ」「涙もろくなる」「赤ちゃんが健康に育っていない気がす る」「からだの調子が悪い」などと感じることがあります。『マタニティーブルー』といわれる状態ですが、多くは自然によくなります。しかし、この状態が長 く続いたり、不眠が起こったら、「出産後のうつ病」の可能性があります。
更年期うつ病
閉 経を迎える時期は、女性ホルモンのバランスの乱れによる身体の不調に加えて、夫の仕事に関する気苦労、子供の自立、親の高齢化をめぐる心配事など、心理的なストレスが絶えない時期です。症状としては、ほてり、発汗(寝汗が多い)、肩こり、めまい、頭重、腰痛、手足の冷えなどの更年期特有の身体症状に加え、やる気が起きない、楽しさが感じられない、不安・いらいら感、女性ホルモンによる治療が効果的な場合もあります。


うつ病は治るのか?
うつ病はきちんと治療を受ければよくなります。治療の基本は、薬(抗うつ薬)を飲むこおと、休養をとることです。


仮面うつ病が増えています。

仮面うつ病とは、身体症状が主で、精神症状がはっきりしない軽症のうつ病のことをいいます。
身体症状は、全身のだるさ、疲労感、めまい、しびれ、頭痛、肩こり、胃部不快感、胃痛、腰痛、下痢、食欲低下、体重減少、不眠、性欲の低下など、人によっていろいろです。

一通りの検査を受けても身体の病気がみつからず、それでも身体症状が続く場合には、仮面うう病の可能性がありますので、医師の相談してみることをお勧めします。

薬(抗うつ薬)を飲むことで症状は改善します。

パニック障害

パニック障害とはどのような病気でしょうか?
パニック障害は、突然に何のきっかけもなく動悸や息切れ、呼吸困難、めまい、吐き気などのパニック発作が繰り返し起こる病気です。激しい動悸や息切れなどの症状は誰でも経験したことがあると思いますが、多くの場合、大勢の人前に出て緊張したり、何か恐怖を感じたなど、発作を起こすなんらかの原因があります。しかし、パニック障害の不思議なところは、パニック発作が特別な原因でもないのに起こるということです。そのため、一度経験してしまうと常に「また同じ発作が起こるのでは・・・?」と不安がつきまとうようになり、不安が不安を呼んでいてもたってもいられなくなってしまいます。そうすると、1人で外出で きない、電車に乗れないなど、日常生活に支障をきたすようになっていきます。


パニック障害の症状とは?
パニック障害には、「パニック発作」「予期不安」「広場恐怖」という3つの症状があります。

1.パニック発作
パニック発作はパニック障害の中心となる症状で、強烈な不安や恐怖感を伴います。
病院で検査をしても、身体的な異常は見つからず、発作は多くの場合5分~20分程度でおさまります。また、発作が始ってから10分以内にピークに達し、何回も発作は繰り返されます。

パニック発作が起こりやすい生活シーン
  • 電車に乗っているとき
  • 会社の会議中
  • 車を運転しているとき
  • 緊張感がとけてホッとしたとき
  • 以前にパニック発作を起こした場所

2.予期不安
パニック発作がまた起こるのではないか、という漠然とした不安が常につきまとうようになることです。
このような不安なため、生活スタイルに変化が生じてくるようになります。パニック発作が改善しても、予期不安の症状が残ることがあるため、治療上も重要な症状です。

3.広場恐怖
広場恐怖とは繰り返しパニック発作を起こした患者さんが、以前に発作を起こした場所や、発作が起きたときにすぐに助けを得られないような場所を恐れることです。
その結果、患者さんはこれらの場所や状況を避けるようになります。

パニック障害の患者さんが避ける場所やシーン
  • 人ごみにいること
  • エレベーターの中
  • 1人で外出すること
  • 1人で留守番すること
  • トンネルの中
  • スーパーなどの行列に並ぶこと
  • 会議に出席すること
  • 自動車、電車、バス、飛行機などに乗ること


パニック障害は何が原因で起こるのか?
脳内の3つの部分が変化していると考えられています。
パニック障害がこころの持ち方で起こる病気ではないとされているのは、最近の研究でパニック障害の患者さんは、脳の3つの部分に通常とは違った変化が起こっていることが指摘されているためです。脳の各部位のそれぞれがもつ機能に応じて、パニック発作や予期不安、広場恐怖などの症状があらわれると考えられています。これらの部位はお互いに影響しあって、ネットワークを作っています。
大脳
思考や意思などの高度な精神活動に関わる場所です。パニック障害ではこの部位のセロトニンの分泌異常により、回避行動などが生じると考えられています。
大脳辺緑系
本能的な不安や興奮が生まれる場所で、ここで分泌されるセロトニンという物質がその調整を行っています。
パニック障害ではこの部位のセロトニンの分泌異常により、漠然とした強い不安が続くのではないかと考えられています。
青斑核・視床下部
青斑核は脳内で警報装置のような役割をしていて危険があるとシグナルを出し、このサインを視床下部がキャッチし血管や心臓、汗腺に反応を起こします。
パニック障害では、この部位の誤作動により、危険がないのにもかかわらず、パニック発作が起こってしまうのではないかと考えられています。


パニック障害は治療しないとどうなるのか?
症状は徐々に進行し、うつ病などの合併症を起こすこともあります。
  1. はじめてのパニック発作が起こる
  2. パニック発作が繰り返す
  3. 心気症的傾向
  4. 予期不安
  5. 広場恐怖
  6. うつ状態

パニック障害の治療法
薬によってまずパニック発作をコントロールします。 症状の進行度によっては、薬と認知行動療法などを組み合わせて行います。
薬による治療
パニック障害は治療しないと徐々に悪化していきます。そのため、抗うつ薬、抗不安薬などの薬を使って、完全にパニック発作をコントロールします。はじめてパニック発作を起きてから、2~3ヵ月以内にきちんと治療を受けることが大切と言われています。パニック障害を長引かせないためには予期不安や広場恐怖がまだ強くはなっていない、この時期にきちんと治療を開始することが重要です。
認知行動療法
薬と組み合わせて認知行動療法を行うこともあります。発作に関係した場所や状況を避ける回避行動が強い場合には、患者さんが避けている状況に少しずつ挑戦していきます。この治療方法をエキスポージャと言います。

睡眠障害・不眠症

睡眠障害・不眠症とは?
睡眠障害・不眠症は病気です。きちんと治療することが大切です。
眠れなくて悩んでいる人は、厚生省の調べによると、現代人の5人に1人が睡眠に対する悩みを抱えていることがわかっています。不眠というとお年寄りに多いと思われがちですが、現代社会ではストレスや24時間型の生活習慣が増えていることから、不眠に悩む若い人が増加する傾向にあります。
不眠は、ただ眠れないだけではなく、体の状態に悪い影響を及ぼしたり、昼間に眠気のために仕事に支障が出たり、事故など引き起こす恐れもあります。
人生の約3分の1を占めている睡眠。不眠を「たかが眠れないだけ」と軽く考えずに、正しい知識を身につけ、きちんと治療することが大切です。


不眠と身体疾患の関係は?
さまざまな疾患が不眠の原因となり、不眠も疾患に影響を与えています。
痛みやかゆみや、息苦しさのために眠れないといった経験はありませんか?そのような症状を引き起こす身体の疾患は不眠の原因となります。
不眠と関係の深い疾患には、胃潰瘍、ぜんそく、アトピー性皮膚炎などがあります。
このように、さまざまな疾患が不眠を引き起こし、また、不眠がこれらの疾患を悪化させることもあります。

このような疾患が不眠を引き起こします。
心の病気 うつ病・うつ状態、神経症など。
皮膚の病気 アトピー性皮膚炎、じんましんなど、強いかゆみを起こす病気など。
けがなどの痛み 骨折などの大きなけがや、手術後の痛みは一時的に眠りを妨げる。
脳梗塞・脳出血 脳が障害を受けると、後遺症として不眠が現れることもある。
呼吸器の病気 ぜんそく、気管支炎などによる息苦しさ、夜間の咳など。
消火器の病気 胃炎や胃潰瘍などのよる痛みや不快感。
関節の痛み 慢性的な腰痛や膝の痛み、リウマチなどの関節炎など。


不眠の症状とは?
ひとくちに不眠といっても、症状によっていろいろなタイプがあります。
入眠障害
布団に入ってもなかなか寝付けないタイプ。不眠の中では最も多い症状。
熟眠障害
十分に睡眠をとっているにもかかわらず、眠った気がしないと感じるタイプ。
中途覚醒
いったん寝付いても、途中で何度も目が覚めてしまいなかなか寝付けないタイプ。
早期覚醒
起きようと思っていた時間より早く目が覚めてしまい、眠れなくなってしまうタイプ。高齢者に多い症状。


不眠の診断方法は?
不眠の診断方法には、問診、家族からの聞き取り、睡眠ポリグラフィなどがあります。
不眠の診断では、治療の必要性や不眠の原因を確かめるために、まず問診が行われます。自分の状態について、要領よくきちんとまとめて答えましょう。
また毎日の睡眠の状態を記録する睡眠日誌をつけることも、診断のみならず、治療にも大変役立ちます。自分では眠れてないと思っても、人から見るとよく眠っていたということもありますので、家族の方のお話を聞くことも大切です。


不眠の改善方法は?
不眠を改善するには、まず原因を取り除くことが大切です。
睡眠環境を整えたり、生活習慣を改めることも良い睡眠のためには大切なことです。
また、原因を取り除いたり、睡眠環境を整えたりしても不眠が改善しない場合、睡眠薬が処方されることがあります。
環境を整える
  • 寝室は静かで真っ暗が基本
  • 温度、湿度を快適に
  • 寝具にもこだわって
生活習慣を改める
  • 昼間に適度な運動
  • 毎日同じ時間に布団に入る
  • 寝る前のコーヒー、紅茶を控える
  • 満腹も空腹もダメ
  • 入浴はぬるめのお湯にゆったりと

睡眠薬は飲んでも大丈夫なのか?

睡眠薬は指示どおりきちんと飲めば決して怖い薬ではありません。
睡眠薬といえば、やめられなくなる、大量に飲むと死んでしまう、などと怖いイメージを抱いている人が多いのではないでしょうか。確かに以前はそのようなことがありましたが、最近の睡眠薬ではそのような心配はほとんどありません。
というものの、やはり服用にあたっては注意しなければならない点がいくつかありますので、医師・薬剤師の注意をよく聞き、指示どおり服用しましょう。
また、わからないこと、不安なことや、服用中変ったことがあれば(眠気が残る、ふらつく、等)、勝手に服用をやめないで相談しましょう。

社会不安障害・SAD

社会不安障害(SAD)とはどんな病気?
大勢の前でスピーチするのが苦手で不安を感じる。初対面の人に挨拶するのが恥ずかしい。など、日常誰もが、経験することです。
ところが、このような状況を恐れるあまり、その状況を避けようとして学校や会社に行けないほどである、など日常生活に支障を来たすようになると、これは病的な状態です。これを『社会不安障害(SAD)』といいます。社会不安障害は決して特別な病気ではなく、アメリカでは7~8人に1人がこの病気に苦しんでいるといわれています。
1.恐怖・不安を感じる状況

社会不安障害の人が恐怖や不安を感じる状況には、さまざまなものがあります。
  • 人前で食事ができない
  • 人前で話すのが苦手
  • 人前で文字を書けない
  • 人々の注目を浴びるのが怖い
  • 偉い人の相手をするのが苦手
  • 初対面の人に会う、話をするのが苦手
2.具体的な身体の症状
恐怖や不安により身体にさまざまな症状があらわれます。
  • 顔が赤くなる、青くなる
  • 頭が真っ白になる
  • 食事が喉を通らない
  • 尿が近い、でない
  • 顔が硬直する
  • 声が震える
  • 息苦しい
  • 手足が震える
  • 汗をかく
  • 声がでない
  • 吐き気
  • 動機
  • めまい
  • 口が渇く
  • 胃腸の不安感
3.成因
  • 単なる「内気」や「恥ずかしがり」とは異なる、治療可能な疾患です。(性格の問題ではありません。)
  • 詳しいことはまだ解明されていませんが、セロトニンやドパミンなど脳内の神経伝達物質のバランスが崩れ、神経が過敏な状態におかれることによって発症するといわれています。
  • また、大勢の前での挨拶や発表の場面で異常に緊張していることをふと自覚した、などのできごとがきっかけとなって発症することがあるといわれています。

社会不安障害はどのように診断されるか?
社会不安障害(SAD)を診断したり、症状の重症度を評価するための基準があります。
その基準とは、M・I・N・Iという面接法により診断することができます。 平易に表現すると、以下のようになります。
Q1.人前で話をする・食事をする・字を書く、などの時に人から注目されていると思うことが怖くなったり、戸惑ったりしますか?
Q2.自分でも怖がりすぎていると思いますか?
Q3.それは、わざわざ避けたり、じっと我慢したりしなければいけないほどですか?
Q4.それによって、仕事や社会生活が妨げられたり、苦痛を感じたりしますか?


社会不安障害の治療にはおのようなものがあるか?
社会不安障害の治療には、心理療法(認知行動療法)薬物療法などがあります。恐怖や不安を取り除き、その恐怖や不安を感じる状況を避けようとする行動を減らすこと、そして、日常生活を改善・向上させ、その状態を維持することが治療の目標です。
薬物療法が治療の基本です。
1.心理療法
認知行動療法とは、間違った考え方を正すことで不安を和らげ、今まで避けていた状況に立ち向かう方法を身につける治療です。
エクスポージャー(暴露療法)
恐怖や不安を感じる状況に、不安症状が治るまで居続ける方法
ソーシャルスキルトレーニング
社交的な場面を想定し、人との接し方を訓練する方法
不安対処訓練
不安症状が起こった場合の対処法を学ぶ方法
認知修正法
人と接する場合において、必要以上にダメだとか人に不快感を与えるなどといった誤った考え方を修正させる方法

2.薬物治療の効果と副作用の関係
社会不安障害の治療薬であるSSRIでは、治療効果と副作用に次のような関係があるといわれています。
  • SSRIの治療効果は、一般に1~2週間後にあらわれはじめます。
  • 副作用をはじめの1週間にあらわれることが多く、その後急速に軽減していきます。
  • ですから、すぐに効果がでないとか、副作用が少しでたからといって諦めないで下さい。
  • 症状が十分改善した後も、一定期間(1年間)はSSRIを減らさずに服用することが大切です。

強迫性障害

強迫性障害はどんな病気?
外出先で家に鍵をかけ忘れていないか、ガスの元栓を閉めたかなど気になる・・・・
こういう体験は誰にでもありますが、このような不安がひどくなり日常生活に支障をきたした状態を強迫性障害といいます。
強迫性障害の症状には、強迫観念強迫行為があり、両者が併存することが多いのですが、片方のみの症状が現れることもあります。

1.強迫観念
強迫観念とは、大丈夫と思っても繰り返し頭に浮かんでくるばかばかしい不快な考えをいいます。
  • 汚いものや汚染が気になる。
  • 不幸な恐ろしいことが起こるのではないかと脅える。
    例:鍵をかけ忘れて泥棒に入られる。ガスの元栓を閉め忘れて火事になる。
  • 事物の左右対称、順序、正確さが気になる。
    例:机の上の物が、対象に並んでないことが気になる。
  • 良心に反することをしないか不安になる。
    例:子供を刺してしまうのではないか。宗教的な戒めを破ってしまうのではないか。

2・強迫行為
強迫観念を取り除き不安を打ち消すための動作や行為を行います。例えば下の1~4等を行います。
  1. 何度も手洗いする、長時間入浴する、などの洗浄行為。
  2. 鍵や元栓、電気のスイッチを何度も確認する行為。
  3. 物事を何度も整頓したり、掃除したりする行為。
  4. 儀式的に繰り返される、不安・不幸を避けるための行為。



強迫性障害の治療方法
強迫性障害の治療には、薬物療法非薬物療法があります。

1・薬物療法
強迫性障害には、脳内にあるセロトニンという神経伝達物質(神経細胞間で神経刺激を伝える物質)が深く関わっているため、セロトニンの作用を強めるような抗うつ薬が治療薬として多く用いられます。
しかし、効果が出るまでに時間がかかるため長時間の服用が必要ですし、また、うつ病に用いられるよりも多量の服用を要する場合があるので、私どもとよく相談しながら、気長に治療を続けていくことが大切です。
また、服用をやめると再発することがあるので、症状がなくなってからも治療を続ける必要があります。

2・非薬物療法
強迫性障害の治療に用いられる非薬物療法にはいろいろなものがあります。よく用いられるは、行動療法とよばれる精神療法です。行動療法とは患者さんは強迫行為を行うことで不安から逃れようとしているため、強迫行為の回数を減らしても不安にならないように、患者さんの認識を変えていくことが必要となります。
そこで、薬物療法で症状を抑えながら、例えば手洗いを適当な回数で止めさせる、手洗いの仕方を指導する、手洗いの時間を指示するなどの方法で、強迫行為を自分でコントロールする『くせ』を身につけていく方法です。
この療法には患者さん自身が十分理解し積極的に参加することが大切ですが、患者さんだけでなく、家族も病気に対する理解を深め、温かく見守ることが必要です。
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